オイディプス王 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
オイディプスが先王殺害犯人の探索を烈しい呪いの言葉とともに命ずる発端から恐るべき真相発見の破局へとすべてを集中させてゆく緊密な劇的構成。発端の自信に満ちた誇り高い王オイディプスと運命の運転に打ちひしがれた弱い人間オイディプスとの鮮やかな対比。数多いギリシア悲劇のなかでも、古来傑作の誉れ高い作品である。
痴愚神礼讃 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
古代ギリシア・ローマの素養を駆使した諷刺と警句の戯文。
内容(「MARC」データベースより)
エラスムスは痴愚神を賛美するかのように見せて、実は痴愚神に導かれるままに痴行愚行を繰り広げる人間への諷刺を紡ぎだす。反面教師痴愚神の言動に隠されたエラスムスの卓越した人間観察とは? 巻末に年譜も掲載。
食卓の賢人たち〈1〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「食」をめぐって蘊蓄の限りをつくす西洋古典の屈指の奇書本邦初完訳なる。
ギリシア恋愛小曲集 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
勇敢な武将の夫と敵軍の捕虜となった絶世の美女の妻の再会とさらなる悲劇的な別離「パンテイアとアブラダタス」、若者と少女の純愛「アコンティオスとキュディッペ」、36人の女性の道ならぬ恋36章「恋の苦しみ」、近世文学に大きな影響を与えた「ヘーローとレアンドロス」など、達意の新訳で生き生きと甦る古代ギリシアの恋物語。
祝勝歌集 断片選 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
荘重・絢爛たる合唱歌、祭典競技の勝者を讃える稀有の詩人の技と魂。抒情詩の頂点、初完訳。
内容(「MARC」データベースより)
荘重、絢爛たる合唱歌、祭典競技の勝者を讃える詩。稀有の詩人の技と魂の結晶たる抒情詩の頂点を初完訳。
ギリシア悲劇―神々と人間のドラマ (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
文明がいかに発達しても人間はその能力の限界を自覚せざるを得ない。その限界性故に世界は悲劇に満ちている。二千年以上前のギリシア人は人間を、神々を、そして世界をどのように見ていたのか。アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデスの作品のなかに、現代にも通じる人類の英知をさぐる。
内容(「MARC」データベースより)
文明がいかに発達しても、人間はその眼力の限界を自覚せざるを得ない。その限界性故に世界は悲劇に満ちている。二千年以上前のギリシア人は人間を、神々を、世界をどのように見ていたのか。69年刊の改訂増補。〈ソフトカバー〉
牧歌/農耕詩 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「田園詩」の模範とされ、近代芸術にも影響を与えたラテン文学黄金時代の精華の詩集。
内容(「MARC」データベースより)
古代の自然と精神を歌ったラテン詩の最高峰。田園や農業の記述の中に哲学的・歴史的な問題が、神話の装いのもとに巧みに織り込まれている「牧歌」「農耕詩」を収録。解説も付す。
ホメーロスの諸神讃歌 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
光り輝く青年神アポローン、秘儀の大母神デーメーテール、魂の導者にしてトリック・スターたるヘルメース、精液から生まれた美神アフロディーテー…ギリシアの神々の物語は西洋の文学・芸術に無数の素材を提供してきた。ギリシア神話はまた、西洋人の基層的な心性や世界観を知るうえで逸することのできない記憶の宝蔵でもある。数多い典拠のなかで、大ホメーロスの名を冠して伝存された本書は、内容の充実、作品の完成度、作風の多様をもってひときわ異彩を放つ。33篇22柱の神々に捧げられた讚歌集を流麗・典雅な日本語に移し替えるとともに、博捜の訳註・解題を付した唯一の全訳。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ホメーロス
古代ギリシアの詩人。活動時期は前8世紀後半か。生地はスミュルナないしキオス島とする説が有力で、盲目の詩人との伝承も多い。ギリシアのみならず、全西洋文学の鼻祖として、その名を冠して伝えられる作品により古来絶大な文化的影響を及ぼし続けてきた
沓掛 良彦
1941年生まれ。早稲田大学露文科卒業。東京大学大学院博士課程修了。東京外国語大学名誉教授、文学博士。西洋古典文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
神曲 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ヨーロッパ中世にひときわ高くそびえ立つ大古典「神曲」を清新な名訳として定評のある平川訳で贈る。絢爛たるイメージに満ちた壮大な物語。
ホメロス オデュッセイア〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
トロイア戦争が終結。英雄オデュッセウスは故国イタケへの帰途、嵐に襲われて漂流、さらに10年にわたる冒険が始まる。『イリアス』とともにヨーロッパ文学の源泉と仰がれる、ギリシア最古の大英雄叙事詩の、新たな訳者による新版。(全二冊)
内容(「MARC」データベースより)
トロイア戦争が終結。英雄オデュッセウスは故国イタケへの帰途、嵐に襲われて漂流し、さらに10年にわたる冒険が始まる。ヨーロッパ文学の源泉、ギリシア最古の大英雄叙事詩。94年刊のワイド版。
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